大学時代のありがたみ
まだ学生の身分で言うのもなんだけど、たくさんの時間があった大学時代のありがたみを感じる。
イギリスで修士で1年のプログラムだからというのもあるけれど、大学時代と比べてまとまった休みがないのが辛い。
やりたいことがたくさんあって、その大半がまとまった時間を要することだったりする。たしかに、大学院でも趣味をする程度の時間はある。習い事をしたり、サークルのようなものに入ることも可能で、そういうことをしている人は多い。
でも、まとまった時間がないから、長期で旅に出ようと思うと、出られない。
短期で行けるだけましなのはわかるけれど、仮にただの観光だとしても駆け足で回れば得られるものは限られてくる。どうせお金を費やすのならば、一日でも長く行きたいものだ。
仕事についていないために、修士論文を書き終えたらすぐに職を探さなくてはいけない。
あるいは、可能であるならば、もう探さなければならない。
お金もないためバイトもしなくてはいけない。
なんだかんだ、学生といえど、もう普通の学生ではないのだと気づく。
残りの滞在日数が減るにつれて、あれもやりたいこれもやらなくてはいけない、と焦燥に駆られる。
留学生活残り約半年
イギリスの大学院は基本1年
講義は5月で終わり、6月は基本的には講義はない
つまりそこからビザが切れる9月までに修士論文を終わらせることになっている。
あっという間だ。
既に友人との会話は修士論文のことが多くなり、それぞれ帰国後の進路について相談しあったりしている。もちろん、それぞれバックグラウンドが異なる上、生活スタイルも異なる。相談といっても、不安な気持ちを共有する程度だ。
少し振り返ってみて、イギリスに来たからと言って何も変わらないことに気付く。環境が変わっても、習慣というものは変わらないものだと再認識した。
後悔はない、が、達成感がない。
これから修士論文に追われて、書き終え、成績が出るとようやく味わえるのだろけれど、大学の時同様、勉強以外何かをやったわけではなく、物足りない感じはする。
続きを読むイギリス ソールズベリ・ストーンヘンジ
先週日本からお客さんが来たため、ストーンヘンジを案内した。
ロンドン ウォータルーからストーンヘンジのある最寄りの街、ソールズベリまで電車で1時間半。十分日帰りで行ける距離だ。
この日はあいにくの曇り。雨が降らなかっただけましかもしれない。
ソールズベリは小さいながらも街並みがお洒落で素敵な町だ。
続きを読む欧州難民危機ニュースまとめー2月
http://mainichi.jp/articles/20160220/ddm/007/030/066000c
カレーの難民キャンプ取り壊しの前後から、バルカン半島での難民流入規制強化やドイツにいたアフガニスタン難民(移民)の自主的本国帰還、そして今でも続く欧州からトルコ、ギリシャへの批判など、これに関するニュースがあふれてきたため、今後気になるニュースはこうやってまとめていくことにする。
続きを読むハンガリー旅行記
既にずいぶん前になってしまった…
セルビアに行った後は電車でハンガリーに入った。滞在は3泊4日。難民支援をここでも考えていたが、ブルガリア同様国境を封鎖して難民を規制しているだけあって何も団体が見つからなかった。一つ、難民危機よりも前から活動している団体を見つけたが、あまり活動がわからなかったので断念。
セルビアからの電車はこんな感じ
さすがに落書き多すぎだろう…と思っていたが、たまたまなのか、私の乗った電車は落書きがないものだった。外国行きは見栄え良いものを…ということなのかもしれない。
9時間ほど電車に乗ってブダペストに到着。
この旅で一番きれいで発展している首都だった。
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