ハンガリー旅行記
既にずいぶん前になってしまった…
セルビアに行った後は電車でハンガリーに入った。滞在は3泊4日。難民支援をここでも考えていたが、ブルガリア同様国境を封鎖して難民を規制しているだけあって何も団体が見つからなかった。一つ、難民危機よりも前から活動している団体を見つけたが、あまり活動がわからなかったので断念。
セルビアからの電車はこんな感じ
さすがに落書き多すぎだろう…と思っていたが、たまたまなのか、私の乗った電車は落書きがないものだった。外国行きは見栄え良いものを…ということなのかもしれない。
9時間ほど電車に乗ってブダペストに到着。
この旅で一番きれいで発展している首都だった。
宿について、地球の歩き方を発見し、そこに乗ってる適当なレストランで夕食をとる。ハンガリーといえば、グラーシュというスープというよりシチューな煮込み料理。
日本のハンガリー料理屋で何度も食べているが、さすがに本場のは美味しい。
ヨーロッパに来て一番おいしいと思った食べ物である。
そのまま夜の街を散策。この日は霧が少しあった。
有名なくさり橋
翌日から街を散策。漁夫の砦というところに行ってみた。正直、何があるのか全く分からないまま歩いてた。。。
この日は濃霧のため、てっぺんまで見えなかった教会
入場料がかかるらしいので中には入らなかった。正直見た目はイギリスでその辺に見えるものと同じな気がする。
漁夫の砦はなかなかよかった
濃霧でがっかりしているという旅行客(意外にも中国、韓国人が観光客多かった)もいたが、個人的には霧が逆にいいアクセントになっていたと思う。
後で知ったがここは夏季は有料らしい。
他にもシナゴーゴクなど見たがここではカットする。
ハンガリー料理はとにかくおいしい
どれも好きだった。
これは三日目にマーケットで食べたハンガリーのファストフード
パイ生地のようなものに、サラミやオリーブ、チーズなどを乗せたもの。これが伝統的なスタイルらしいが、これを頼むと、他にも~を乗せるか?これも乗せるか?あれはどうだ?とどんどん聞いてくる。とりあえずyesといってるとこの写真のように山盛りになる。そうすると食べにくいことこの上ない上に味が濃いし、値段が跳ね上がる。
1人ではとても食べきれないので、注意。
この生地の上に果物などを乗せるパンケーキのようなものもある。デザートにそれを頼むのがいいかもしれない。
ちなみに他に巨大なホットドッグなどマーケットにはハンガリーのファストフードがそろってる。
最後は有名なセーニチェリ温泉に入ってきた
18時前に入ったが、かなり混雑していた。
キャビン(個室)タイプのものをチョイスしたが、カギの開け方がよくわからなかった。たしか与えられたカギを通路にある電子モニターにタッチすると自分の個室の番号が表示され、その番号の個室に行く仕組み。適当な個室に入ろうとしてもドアが開かないので注意。
水着は借りられるが、ネットで調べてると、ふんどしとか裸エプロンとかそんな感じのものらしく、念のためショッピングモールで購入した。400円くらいだったような…。
タオルは地下で借りる。返すとお金が返ってくるが、皆適当に適当なタオルを持って帰るので、しっかりと管理しておくかしないと返すタオルが無くなる。つまり身体すらふけない。
コンビニの傘のように、他人が他人の物を持って行ってしまうので、正直私もそうしないといけなかった。他人が使ったタオルを使うのが気が引けるという方は自分のタオルを持って行った方がいいかもしれない。白以外で、決して間違われないものを。
一か所温かい温泉があったが、それ以外はぬるま湯といったところ。日本人にはものたりない。特に冬だと少しきつい。夜のためかチェスをやっている人もいなく、なんと言うか少し拍子抜けといったところだった。それでも日本以外の地で温泉を楽しめるというのはうれしいし、シャワーしかないイギリスの寮で生活しているため、今回は十分くつろぐことはできた。
ハンガリーはさすが観光客が多く、無料の案内所が多かった。人も皆優しいが、やはりセルビアと比べると観光客慣れしている感じがあった。先にも書いたがアジア人が意外と多い。あいにく毎日霧だったが、観光地嫌いの私でも十分楽しめたので、おすすめである。