チェコ旅行記・プラハ
3月19日から26日にかけてチェコ、ドイツに行ってきた。チェコはプラハとチェスキー・クルムロフ。ドイツはベルリンに行ってきた。今回はプラハについて書いていく。
チェコに行った理由は友人皆がすすめるから。エッセイのこともあるため、休暇の2週間のうち1週間を旅行に費やすことにした。難民キャンプにも行こうと思えば行けたが、2週間すべてを費やすわけにはいかなかったため、やはり断念。
プラハでは2か所のホステルに宿泊した
(地図:プラハ、チェコスロバキア− 1985年夏、共産主義時代 Prague Czechslovakia 1985 より引用)
一度目はカレル橋近くの市街地。Hostel Ananasというこの辺では最安で最もきれいなホステル。ドミトリーで一泊6ポンド(千円しないくらい)だった。可もなく不可もなくといったホステル。
二度目は城近くのホステル。Little Quarter Hostelという宿。個人的にはこっちの方がずっと好きだった。Hostel Ananasと同じ値段で清潔さも同じくらい。ただ近代的なコンクリート造りのHostel Ananasよりもずっと落ち着いていて雰囲気はよかった。場所がやや不便なところにあるため、大きなスーツケースを持った人には大変かもしれない。特にチェコは昔から使われている石畳の道のため、歩くのも少し大変…。
Booking.com で両方とも予約。チェックインなどもスムーズにいった。
イースターのためか、屋台がそこら中に出ていた。
ソーセージやビール、イースターエッグ、伝統工芸品など様々なものが売られていた。名産品の人形はどれもかわいかった。
チェコの料理はハンガリーとドイツに似ている。
これは牛肉のステーキにシチューのようなソース、クリーム、ベリー系のジャムのようなもの、レモンを添えたものと蒸しパン。
だいたいこんな感じの料理が多い印象。ハンガリーで食べたグラーシュがとてもおいしかったので、ここでも食べてみたが、まったくの別物だった。ハンガリーのはもっとスープに近いものだったが、こっちはシチュー…もっというとハヤシライスのルーのようなものだった。もしかしたら店がわるかったのかもしれないが、がっかりしたためそれ以降食べなかった。
他にソーセージがたくさん売られていた。どれも60コロナ(約300円 )とお手頃価格。
この時期ならではのグリーンビールも飲んだ。ゼレネーピボとチェコ語では言うらしい。
これは期間限定のビールでイースターの時期に飲み店で売られるらしい。味はかなり苦め。ビールがもともと得意ではないので、数回口にしただけで捨ててしまった。もったいないし、もうしわけない…。でも今まで飲んだビールの中で最も苦かった。口というか喉にも残る苦さだったため、さすがに無理だった。
有名なカレル橋
15世紀に完成し、橋の両側に聖人やキリストの像が飾られている。プラハの天文時計に並ぶ込み具合。夜もしくは朝にいけば人が少ない中で写真が撮れる。
最近少し話題(?)の世界一きれいな図書館にも行ってきた。15世紀ごろの本や標本なども展示されており、なかなか興味深かった。
プラハたしかにきれいな町だった。ただ観光客は多く、かなりにぎやかな場所だ。バロック様式の豪快できれいな建物も多いが、外れに行くと今風な少し小汚い街があった。個人的にはそういうところの方が人の生活を感じることができて好きだった。
友人たちの勧め通り、たしかにきれいで素敵な町だった。できることなら数日滞在すると良いと思う。