セルビア旅行記 ニシュ・ベオグラード
セルビアの目的はボランティアだったため、本当はあまり記述することはない。
バスでニシュ、ベオグラードに行った程度である。
ニシュは他のバルカン諸国に行ける町ということで、賑わっているかと思ったが、さほど小さな町でとてもこじんまりしていた。正直、ここに泊まろうかと考えていたが、個人的には泊まる必要はない。
一時間に一本ベオグラード行きのバスがあるため、朝早くにブルガリアを出て、数時間この町を散歩すれば十分である。
バス停横のマーケット。こういう雰囲気はとてもアジアらしい。
城壁などは写真を撮るほどでもなかったため、載せない。
一番期待していたナチスの収容所も思っていた以上にコンパクトで見ごたえがない。特に今回行ったとき二階に上がることおできず、建物の中にも特にこれといった展示品はなかった。
客は少なく、私一人のために係員が案内してくれるのだが、聞き取りにくい英語の発音ということもあり、正直ところどころ理解できなかった。
ポーランドの収容所にはまだ行っていないため、比較はできないが、まあこんなものかといったところ。
個人的には数少ない展示品を一人で見たかった。。。
一番印象的だったのは、この施設が学校らしき建物の裏(横)にあること。
学生はここから何かを学ぶのだろうか…。
クロアチアの伝統工芸と思っていたものが、ここセルビアにもあった。
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ブルガリア旅行記 リラの修道院
2月19日 リラ
この日も気温はマイナス。雪が降っていないだけ少し暖かく感じた。
特にやることもないのでのんびり起きて朝食を食べに宿の本館に向かうと、宿のスタッフに今日はリラの修道院へのツアーがあると伝えられた。
集合は9時半で、私が朝食を取り始めたのは9時。これは急がないといけないと思い、簡単に朝食を済ませて走って別館へ戻り、準備をする。雪道を再び走って本館へ戻り、ちょうど9時半。
参加者は4人。私の他に日本人、ニュージーランド人、コロンビア人が参加した。
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ブルガリア旅行記 ソフィア
既にひと月前になるが、ブルガリアへ行ってきた。
初の東欧、憧れの東欧ということで、少し興奮気味だった…笑
ブルガリア滞在は1月17日~20日
かなり短い時間だが、この旅の目的はあくまで難民のたどる道を少し歩くこととロマ人(ジプシー)の情報を得ることであり、ブルガリア観光は二の次、三の次だった。
ブルガリアでは、正直期待外れもいいところ…。少しロマとの交流はできたが、ついでだった観光がメインとなってしまった。
続きを読むギリシャートルコ国境とフランス・カレーにおける動き
この数日でギリシャートルコ国境とフランスの難民キャンプ、カレーで変化があった。
上に載せた記事にあるように、NATOが軍艦をエーゲ海に派遣することを決めた。軍艦の数は5隻。要請があればそれ以上の軍艦が動くようだ。
NATOはあくまで密輸船を防ぐためであり、難民がギリシャへ渡るのを邪魔することはないとしているが、現場のNGO等は大きな不安を抱いている。
一方カレーでは難民キャンプの取り壊しが進められている。
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セルビア 難民とロマ人 ボランティアを通してー
昨年9月からメディアを騒がせている欧州難民・移民問題
内戦の続くシリアをはじめ、アフガニスタン、パキスタン、イラン、イラク、北アフリカなどの地域から難民・移民が欧州へと押し寄せている。
BBCによると昨年は100万人以上、IOMによると今年に入って既に8万人を超える難民・移民がヨーロッパへ渡っている。
第二次世界大戦以来の人の大移動に欧州が対応を迫られ、欧州各国は経済面でも治安面でも強い危機感を抱いているだけでなく、今ではイギリスのEU離脱が懸念されるなどEU存続自体にも影響を与えかねない大きな問題として欧州メディアでは今なお毎日のようにこの問題が取り上げられている。
既に報道されているとおり、多くの難民・移民はトルコからギリシャへ入り、バルカン半島を通ってドイツや北欧を目指す。一部英語のできる人や家族がイギリスにいる人はイギリスを目指し、フランスへ入る。その他、イタリア、スペインから入るルートもある。
トルコ・ギリシャから欧州を目指す場合、大抵はブルガリア、マケドニア、セルビアの東欧・バルカン諸国を通ることになる。最も、トルコーブルガリアやセルビアーハンガリーでは昨年フェンスが張られ、国境を封鎖するなどの対応がとられ、これらのルートから難民が国境を渡るのは困難となっている。
今もニュースを追っていると、ギリシャ、マケドニアなどでの地元住民の反感や欧州各国の難民受け入れ制限、国境厳重化案など様々な話が出てきており、この問題がどういう方向に向かうのか、先が全く読めない状況にある。
そんな中、難民の通過点となるセルビアに1月20日から25日まで、わずか5日間ではあるが、行ってきた。途中、3日間は配給所でボランティアに参加した。
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