ブルガリア旅行記 リラの修道院
2月19日 リラ
この日も気温はマイナス。雪が降っていないだけ少し暖かく感じた。
特にやることもないのでのんびり起きて朝食を食べに宿の本館に向かうと、宿のスタッフに今日はリラの修道院へのツアーがあると伝えられた。
集合は9時半で、私が朝食を取り始めたのは9時。これは急がないといけないと思い、簡単に朝食を済ませて走って別館へ戻り、準備をする。雪道を再び走って本館へ戻り、ちょうど9時半。
参加者は4人。私の他に日本人、ニュージーランド人、コロンビア人が参加した。
うち、コロンビア人はイギリス在住ということで仲良くなった。難民の話に興味をもってくれたのは、彼自身が移民で難民の境遇をなんとなく理解できるからだろうと思う。
車でソフィアの町を離れていく。途中ガソリンスタンドで休憩を一度とった。
道中は一面雪景色。自然に囲まれ、きれいといえばきれいなのだが、一面白い世界に段々飽きが来て、皆眠りにつく。
洞窟があるらしいのと、過去の旅行記を見ていると山道散策があるらしいのだが、残念ながら雪で埋もれ、それらは観に行けなかった。
人のいない静かな朝。途中から人が来たが、最初はほとんど私たち参加者だけで独り占めだった。
これが世界遺産、リラの修道院。
ブルガリア一の目玉だと思う
壁面にフレスコ画があるが、これがまた色鮮やか。西洋で見るものとは一味違う。無加工でもこんな感じ。
中は撮影禁止だが、さすがブルガリア正教総本山、なかなか立派だった。
個人的に西洋の教会等の建築物は観ても何も感じないのだが、ここは息をのんだ。
20リラ(約1400円)なので是非行ってみてほしい。
昼ご飯をみんなでとって帰宅。17時ごろに宿にもどった。
夜友人との約束まで時間があったため、セルビア行きのチケットを買いに行く。
謎のオブジェ。この裏にある建物は鉄道のチケット売り場。
セルビア行きのチケットはこの横に並んでる小さな店が並んでいるところで買える。店の名前は忘れてしまった…。
バスは一日2便。午前と午後の便があり、午後が13時くらいだったような…。午前は7時半。私はニシュで泊まるかどうか決めていなかったため、朝をチョイス。
翌朝6時半ごろに宿を出る。宿から地下鉄を目指して歩いてると、地元の英語ができるお姉さんに声をかけられ、トラムで行くと楽だと教えられる。ただ、トラム駅からバス停まで少し歩くといわれ、なんだかんだ地下鉄を利用した。
7時半のバスは思ってたより普通のバス。大型で、中はそこそこきれいだった。ほとんどがブルガリア、セルビア人だが、このあたりで暮らしている中国人家族もいた。彼らは現地の言葉を話していたので、ずいぶん長いこと住んでいるんだと思う。英語は通じなかったが、同じアジア人だからか色々助けてくれた。